今回は「お肌の漂白剤」とか「美白成分の王様」なんて呼ばれているハイドロキノンについてお話します。
ハイドロキノンは元々医薬品としてシミ・ソバカスなどでお悩みの方に処方されていた成分です。
それが2001年の薬事法改正により一般の化粧品にも使用されるようになりました。
最近、検索件数も「うなぎ上り」のようですが、やっぱり元医薬品という事で効果が期待されているんでしょうね。
しかし、期待とは裏腹にその副作用などで悩まされている方もいらっしゃるようです。
私が経営している化粧品会社でもハイドロキノン配合の化粧品を取り扱っていますがお問合せで一番多いのが
「他のハイドロキノン8%配合のクリームを使って白斑が出たのですが」
「ハイドロキノン10%の物を使って肌が赤くなってしまったんですが…」
「ハイドロキノンは刺激が強い成分だと聞いて迷っています」
など、大半のお問合せがハイドロキノンの刺激についてです。
お肌の弱い方などはビタミンCクリームなどの方がお肌に負担をかけずオススメなのですが、大概の方はそういった美白化粧品を使ってまったく効果が感じられなかったので色々と探してハイドロキノンに辿り着いた。
という事みたいですね。
ですから、「それでしたらビタミンCクリームを試してみてはどうでしょう」とオススメすると、「もういいです」と言われてしまったりもします。
お客様の事を考えて言った事がお客様の望む事ではなかったと言うことなのですが、アメリカでは成分の配合量を規制するような方向で進んでいる位ですので、やはりお肌の弱い方はまず、お肌の調子を整えてから使用されて下さい。
ところで、ハイドロキノン配合の化粧品はこんなに刺激が強いのに何故ここまで人気があるのでしょうか?
それは、シミ・ソバカスを元から絶つと考えられているからだと思います。
ビタミンCを含め、コメ由来、コムギ由来等々の美白成分などでは根本的な解決にはならないからなんでしょう。
つまり、シミを事前に防ぐ成分やシミ・ソバカスの表面のみに作用する物ですので使用し続けなければ意味が無いという事。
ですから、シミ・ソバカスを元から絶つと考えられているハイドロキノンに人気が集まっているという。
もしハイドロキノン配合の化粧品を初めて使ってみるのであれば刺激に配慮し、返品保障も付いているハイドロキノン5%配合セフティエHQクリームから初めて見てはいかがでしょう。
普通はハイドロキノン配合のクリームに返品保障なんかつけないですよ(汗)