洗顔は『泡のクッションを使って洗い、決してこすらない』というのは良く耳にしますが、
クレンジングはどうでしょう?
「実際のところ、こすらなきゃ落ちない」と思ってこすっていませんか?
メイクは落ちないように工夫を重ねて作ってあるので、
落とそうと思ったらそれなりに強いものが必要で、
こするのも致し方ないというイメージがあります。
ところで、「こする」って何でしょう?
メイク落としも洗顔も、あまり人と比べる機会がありません。
自分はこすっているのか、こすっていないのか、分からない人も多いと思います。
そこで、「こすってはいけない」ではなく、「摩擦を与えすぎてはいけない」と考えてみましょう。
クレンジング料をクッションにして優しくマッサージするように、メイクとなじませるのです。
マッサージはこすっているように見えて、オイルなどで摩擦を減らしています。
このオイルが少ないと、摩擦が大きくなります。
クレンジング料も量をケチらず、肌にのせている時間が短くなるようにします。
手早くなじませ、メイクを浮かせ、やさしくふき取るか、もしくはぬるま湯ですすぎます。
また、クレンジングは毛穴の汚れを落とすものではなく、メイクとなじませ、浮かせるものです。
クレンジング料は、メイクがなじみ、浮いてくると、フッと軽くなるものが多いので、それを目安にします。

クレンジングをすすいだ後、べたつきが残っているような気がしても、
長時間マッサージしたり、熱いお湯をつかったりせず、そのまま洗顔へ進みます。
洗顔については、またの機会に・・・