ひじ・ひざ・かかとのお手入れ

顔のお手入れが出来ていても、ひじ・ひざ・かかとがガサガサだったり、黒ずんでいたら台無しですね。

ひじ・ひざ・かかとは、ある程度の丈夫さが必要なため、通常でも角質が厚く、硬くなっています。

気を付けてお手入れしていなければ、角質が蓄積されてさらに厚くなり、乾燥し、ひび割れたりします。
さらに、特にこすれたり圧迫されたりする箇所なので、色素沈着が起こり、黒ずんできます。

日常的なお手入れとして、かかとをやすりや軽石でこすっていると、
どうしてもこすりすぎて肌を傷めたり、かえってゴワゴワになったり、黒ずみがひどくなったりしがちです。
普段からたっぷりうるおいを与えて、角質を柔らかくすることをおすすめします。

ひじ・ひざ・かかとの一般的なお手入れとしては尿素入りの保湿クリームがおすすめです。
尿素は天然の保湿成分のひとつで、肌の乾燥を防ぐ効果と、厚くなった余分な角質を取り除く効果があるとされています。

普段から保湿して角質を柔らかくする

かかとの場合は、どうしても歩いたりしてクリームがすぐに落ちてしまいがちですが、
保湿クリームを付けたあと、靴下をはくことで、有効成分が行き渡り、保持できるのでおすすめです。

かかとの集中ケアが出来る時は、
ザラつき、かさつき程度であればスクラブ入りのピーリングクリームやジェルをおすすめします。
お湯にしばらく浸けて皮膚が柔らかくなってから、優しくマッサージします。
そのあとすぐに、必ず保湿クリームを塗り、出来れば靴下をはいて保湿ケアします。

ひび割れまで出来ているようなひどい状態であれば、
やすりや軽石を使い、かかとをしっかり乾燥させた状態で少しずつ削ります。
一度に削りきろうとせず、何回かに分けて進めると良いでしょう。
このお手入れの後も、必ず保湿クリームを塗り、出来れば靴下をはいて保湿ケアします。
ラップで包んでから靴下をはき、しばらく置けば、より効果が期待できます。

ひじ・ひざは、日ごろのお手入れの中で、
普段使う化粧水や乳液、保湿クリームなどを塗っておくことで、かなり保湿ができます。
特にガサガサや角質が気になる時は、スクラブ入りのピーリングクリームやジェルでマッサージします。
さらに保湿クリームを塗ってからラップで包んでしばらく置き、保湿を強化するのもおすすめです。

予防策として、かかとやひじ、ひざを圧迫したり、こすったりするようなことを避けるのも大切です。
例えば、ひじをつくのは姿勢としても悪く、見た目も良くありませんし、
靴下をはくことは、冷え予防にもなります。
ただし、靴下も摩擦が強く感じられるものは避けましょう。

軽いマッサージをしたり、ビタミンEを摂ることなどで血行を良くしておくのも良いですね。